こんにちは、きむらけ夫です。
現在、このブログでも書いている通り、息子と妻と3人でハノイで暮らしています。
息子は家では日本語で会話し、幼稚園では英語で会話し、ベトナム語は出会う頻度が高い単語や文章のみ話します。
家でもたまに英語で話すことはあるのですが、
「あ、この表現って中二か中三のときに習ったよね。」
「1日何時間も英語聞いてるんだよね、羨ましいね。」
「すぐ我々の英会話力なんて追い抜いちゃうね。」
「え?今なんて言ったの?」
なんてたわいのない会話をしていました。
そこで、実際この子は毎日何時間英語に触れていて、我々を追い抜いちゃうのっていつなんだろう…?とふと思ったので計算してみました。
雑な計算
まず、”追い抜く”の定義が曖昧なので、単純に”英語に触れている時間”で比較してみました。
我々(両親)の英語に触れている(触れてきた)時間の見積もり
息子が毎日英語に触れていると言っても、我々だって伊達に長くは生きていません。
英語だってそれなりに勉強してきたはずです。洗い出してみました。
中学と高校の英語の授業時間はおよそ1,000時間と言われています。
我々は真面目な学生だったはずなので、1,000時間学習したと言っていいでしょう!
また、受験勉強もしていたし、オーラルコミュニケーションの授業もあったし、短期留学や大学以降も英会話してたし、授業以外の時間もまあまあある…!
それらを含めて、2,000時間はやってきているはず!
一方、息子の見積もり
息子は今8:00-16:00で幼稚園に行っています。
ただ、8時間のうちご飯とねんねの時間(2時間)を差し引いておよそ6時間/日。
一ヶ月は20営業日ですが、体調不良や家庭都合で休む日が1ヶ月に5日あるとすると、
6時間/日 * (20-5)日=90時間、これを1日あたりにならすと、1ヶ月を30日だとして3時間/日となります。
もうこの時点で嫌な予感しかしません。
逆転するXデーはいつか?
さて、英語に触れた時間(hour)をy、経過した日数(day)をxとします。
親だって普段英語に触れていないわけではありません。オンライン英会話や単語学習だってやっています。
きっと1日平均だと1時間/日くらいのはずです!
したがって、y=x+2000 が親の英語に触れる時間の関数です。
息子は積み重ねた時間はないので、切片は0、ただ1日3時間なので y=3x です。
交点を求めると(1000, 3000)となりました。つまり、1,000日後に逆転するということです。
ただし、これは親に超有利な甘々設定です。それでもあと3年ないのか…。
怖いですがもう少し現実的な数字にしてみます。
まず、授業はそこまで真面目に聞いてない(ごめんなさい)ので、総学習時間を2,000時間ではなく1,700時間とします。
また、毎日英語やってないでしょ、ってことで1日平均30分とします。
すると、親の関数は y=0.5x+1700 となります。
交点を求めると、

(680, 2040)です。つまり、680日後!!
息子が幼稚園に通い出したのは2024年3月なので、現在(2025年5月末まで)で457日(x=457)が経過しています。
つまり、あと223日(680-457)で親と息子の英語に触れる総時間が逆転する…。
Xデーは2026年11月1日!
おまけ – 実態はもう少し異なる
息子は生きた英語を聞いたり話したりしている一方で、親は学生時代の死んだ受験英語(学校の先生ごめんなさい)の時間で嵩増ししています。
我々のこれまでの話せるようにならない英語学習時間である1700時間を、息子は生きた英語に触れる時間として何日で超過するのか?
y=1700を代入するとxはおよそ567となり、あと110日(567−457)です。
つまり 2025年9月20日です。今年かよ。
息子に負けないようにがんばろーって思ってたけど、あらがう意味がないくらい超スピードで抜き去っていくんでしょう。
Xデーが楽しみ。
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