初めてのハノイ生活|駐妻・帯同ママが気になる疑問にまとめて答えます!

ベトナム生活

こんにちは、きむらさん家の妻です。
今回は、駐在でハノイに来る前の方や来たばかりの方からよくいただく、ハノイ移住に関する質問をQ&A形式でまとめました。
「ミルクは?」「予防接種はどうしてる?」「おうち探しのコツは?」など、私自身も悩んだことばかり…あくまで我が家の例になりますが、少しでも参考になればうれしいです!


Q1. ハノイでミルクでも育てていけるでしょうか?
A. うちはミルク育児で問題ありませんでした!
粉タイプやキューブタイプの日本製ミルクは、日系スーパーや赤ちゃん用品店でよく見かけます。
心配される方が多い「水」についても、ミネラルウォーターや浄水器の水を使って問題ありませんでした。息子も特にお腹を壊すことなく飲んでいました。
私がミルク育児をしていた2年前は液体ミルクが手に入りませんでしたが、今もあまり見かけない印象です。
水まわりの詳細はこちらにも書いていますので、よければどうぞ。


Q2. 家の決め手はなんですか?
A. 我が家はこんな条件で選びました!

  • 夫の職場までのアクセス(渋滞や一方通行も考慮)
  • すぐにお散歩できる場所があること
     → マンション内に公園があると助かります。外の公園は犬が多かったり、ちょっと衛生面が気になったり…
  • 日系スーパーが近いこと
  • 階数と築年数(築浅のほうが安心)

また、住んでみないと分からないポイントとして「オーナーとの相性」も重要です。備品をどこまで揃えてくれるか、トラブル対応の姿勢など…地味だけど住み心地に関わる部分ですね。
ちなみにベトナムは引っ越しの初期費用が日本ほどかからないので、「合わなかったら移る」という柔軟さも持っておくといいかもしれません。


Q3. 子どもの予防接種はどうしていますか?
A. 個人的な意見になりますが、ベトナムでは自費になるので、日本でできる分はしておいたほうがいいかと思います。
我が家の場合、一時帰国のタイミングが微妙だったので、ほぼベトナムで接種しました。

以下は我が家が接種したワクチンの一例です。例なので小児科の先生にご相談してみてください。

【① ベトナムで必要なワクチン】

  • 腸チフス、A型肝炎、狂犬病
     → 2歳以降にベトナムで接種しました

【② 日本でも必要・任意のワクチン】

  • 必須:麻疹・風疹・水ぼうそう
  • 任意:おたふくかぜ
     → 1歳と2歳のタイミングで接種

ベトナムでは感染リスクのある病気も多いので、日本より早めに2回目を打つことをすすめられることもあります。
たとえば麻疹・風疹の2回目の接種は、日本だと小学校入学前に接種する方が多いようですが、我が家は2歳で接種しました。
ベトナムでも日本人の小児科の先生に相談しながらスケジュールを組んでいるので、安心感がありました。


Q4. 子どもの病院はどうしていますか?
風邪を引いたときは日本人の小児科の先生がいる 病院でお世話になっています。
Family Medicalやラッフルズメディカルハノイ・DYM(耳鼻科)に日本人の先生がいらっしゃるようです(2025年5月現在)。

耳鼻科はベトナム人の先生にみてもらっています。日本語の通訳がついている病院なのでとくに困ったことはありません。

自宅から近いかどうか、加入している保険が対応しているかどうかを事前に確認しておくのがポイントです。
医師の情報は更新されることも多いので、「ハノイ 小児科 日本人医師」で検索してみてください。ハノイで配られているフリーペーパーにも情報が載っているので、参考にしてみてもいいかと思います。


Q5. 母子手帳の翻訳はしましたか?
A. 私はしていません。特に求められることもありませんでした。


Q6. 子ども(0〜2歳)向けでハノイで手に入りづらいものは?
A. 人によると思いますが、我が家は以下のものは日本で購入して持ってきています。

  • 日本語の絵本
    → 持ってくる or 日本人からの中古譲渡が頼り
  • 知育系おもちゃ
    → 購入はできますが、種類が少なく高い。好みに合うものは日本で購入がおすすめ
  • 日本ブランドの服
    → ユニクロや西松屋的な服もありますが、こだわりがあれば日本から持参すると◎
  • 1歳以降のインスタントの離乳食
    → 0歳児向けは売っているのを見ますが、1歳以降のインスタントは少ない気がします。
    お弁当タイプの離乳食は外出の際に便利だったのでまとめ買いしました。

  • → 子どもが歩きやすそうな足の甲がしっかり固定されている靴やサンダルは選択肢が少ないです。あっても重い・高い印象です。

最近は徐々に選択肢が増えてはいますが、「これが欲しい!」というこだわりがある場合は日本からの持参が安心です。


Q7. 赤ちゃん連れの飛行機はどうでしたか?
A. うちの子は飛行機が苦手みたいで…かなり大変でした!
ネットで見つけた「赤ちゃんとの長時間フライトのコツ」も試してみましたが、我が家は正直うまくいかず…(脅してすいません…)。
でも、長時間フライトでも問題ない!というお子さんもいるので、本当にその子次第かと。
それでも、少しは役立ったアイテムを紹介しますね。

持ち込んで少し効果があったもの

  • 普段食べない新しいお菓子
  • 新しいおもちゃ(シールブックやビジーボードなど、かさばらないもの)
  • YouTubeが見られる端末(事前に動画のダウンロードを忘れずに)
  • 大人が使うリモコンや眼鏡(100円ショップで買った安いものを渡していました)

これらを駆使しても、やっぱり長時間は大変です! ただ、機内で気を紛らわせるアイテムとして少しでも役立てば…という気持ちでした。


Q8. ベトナムの育児で良かったことは?
A. 人が優しいこと!これに尽きます。
スーパーで声をかけてもらったり、公園で遊ばせているときもニコニコ見守ってくれる方が多いです。
あとは、日本人以外の子どもと交流できるのもいいなと感じています。まだ小さいので国籍の違いは分かっていないと思いますが、何か将来いい影響があればいいな~とぼんやり思ってます。

以下のブログも参考にどうぞ。


Q9. シッターさんやクッカーさんはどうやって見つけましたか?
A. すべて日本人の紹介です!
夫の同僚や知人が頼りでした。最初は、日本人の家庭で働いたことのある方にお願いしていました。


Q10. 旦那さんだけ先にベトナムに渡航したのですか?
A. そうなんです!
私が妊娠中だったので、先に夫が渡航しました。コロナ禍・出産・育児が重なって、結局1年半くらい別々に暮らすことに…。

結果的に先に夫に渡航してもらって良かったなと思っています。理由はこんな感じです。

  • ベトナム生活の様子を大体把握してもらえた
  • 銀行や家関係の手続きがスムーズだった
  • どこで買い物できるか、事前に分かっていた
  • 夫の知り合いを通じて友達ができた

私が渡航したときは夫がいろいろ教えてくれたので、かなり助かりました。


最後に…
ハノイでの子育ては不安も多いと思いますが、意外となんとかなります!(笑)
現地でのつながりや、日本人医師のサポート、日系スーパーの存在が心強いです。私たちもいろいろ試行錯誤しながら生活しています。

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