日本人ママ一人のマンションに住んでみて分かったこと

今のマンションに住んで早半年。最近ふと気が付いたことがあるんです……。

住んでいるマンションに私しか日本人ママいない！ということに……！

なんなら、日本人女性というくくりでも私だけだと思います…。

私のようなベトナム初心者さんは、日本人がいるマンションを選択することも多いと思いますが、我が家の場合、周りはベトナムの方ばかり！

そんなマンションに住んでみて気づいたことを纏めてみました。

①日中の公園にママの姿はない

「ベトナムの女性は働き者」と聞いたことがありますが、日中マンション敷地内の公園に遊びに行ってもベトナム人ママと会うことはほぼありません。

代わりに、おばあちゃん・おじいちゃんが孫の面倒をみています。しかも首も座っていないような赤ちゃんでさえ祖父母が面倒みている様子。

調べてみるとベトナムでの育休は、産前産後で合計して6か月ということなので、かなり早い時期から職場復帰をしているようです。日本では保育園に入れないなどの事情がある場合、子供が2歳になるまで延長できるケースが多いので（会社によってはさらに延長可能なところも）、比較しても早いですよね。

60代くらいのベトナム人の女性とレジデンス内で知り合いになったのですが、会うたびに「仕事はしないのか？」と聞かれます。うちの子供は1歳を超えたので、母親が働かないのは不思議に思うでしょうね。

夕方17時くらいになると子供たちが保育園や学校から帰ってくる時間になります。その時間に公園に行くとママの姿も見えてきますが、驚くべきはパパの姿が多いこと！

事情は家庭によるのかもしれませんが、家族総出で子育てしている様子が分かります。

平均年齢が33.3歳と言われるベトナム。女性の社会進出が進み、少子化が進んでいるらしいのですが、それを感じさせないほど、マンション内は妊婦さんだらけ！

人口密度の高い東京に住んでいたときに、こんなに妊婦さんとすれ違うことあったかな……と思うほど多い。そしてママはみんな若い(笑)

妊婦さんも多いのですが、赤ちゃんや乳幼児も多く、我が子と同じような歳の子がたくさんいて、息子にはいい環境なのかなと思います。

夕方子供を連れて公園に行くと、大人の姿もちらほら。

バトミントンや「ダーカウ」という足でバトミントンの羽根を蹴るスポーツをよくやっています。

子供だけでなく、大人も公園で遊ぶ姿を見ると、余裕があってとても素敵だなと感じます。

ベトナムに来た当初、ベトナム語の勉強をしていましたが、今はすっかり勉強から遠ざかってしまった私。まったく話せないままですが、英語や日本語ができるベトナム人とコミュニケーションがとれれば生活ができるので、別に話せなくてもいいと諦めていました。

ただ最近、マンション内の公園でベトナム人の人に声をかけられてもコミュニケーションがとれず少し寂しい気持ちも。もちろん公園にいるおばあちゃんたちの井戸端会議にも参加できないですし、注意をされているのか、子供のことについて何を言われているのかも分かりません。

ベトナムの方は優しい人ばかりなので嬉しいのですが、もっとベトナム語が分かれば、楽しく公園の時間も過ごせるのではないかと思います。重い腰をあげてベトナム語の勉強を再開しようかなと思ったり……。

日本人コミュニティがマンション内にないと情報収集について困るということもありそうですが、SNSやご紹介で知り合った日本人ママから聞いたり、自分でSNSを見て情報収集をしています。

最新の情報には疎いかもしれませんが、ベトナムで知り合ったたお友達はみなさんいい方で、たくさんの情報を教えてくれるので今の状況であまり困ってはいないです。

あと日本語ができるベトナム人のママさんとお知り合いになることができ、その方にも助けていただいています。

以上、ベトナムで日本人ママ一人のマンションに住んでみて、気がついたことでした。

観察してみるとベトナム人の生活の仕方や子育てに触れることができて面白いなと思います。

せっかくの海外生活なので、異文化をうまく取り入れつつ楽しく暮らしたいと思います。