移住前からベトナムは子供にやさしい国と聞いていましたが、実際に育児をしてみて、たしかにそうだなと感じることが多いです。
日本だって子供に優しい人はいるけど、何が違うんだろう?いくつか育児の経験をブログ記事に書いてきたが改めて言語化してみることにしました。
①子供がいるだけで笑顔
子供とスーパーやレストラン、カフェに行くだけで、会う人会う人、とにかく笑顔。もちろん全員ではないですが、特に中年の女性はにこやかに接してくれます。外国人だから少し珍しいのもあるのでしょうか……?
ベトナム語が分からないと言ってもとにかく息子について何か言いたい人が多い。フレンドリーなので私は嫌な気持ちはしないけど、苦手な人は苦手かもしれません(笑)
②泣いていてもみんな笑顔
ぐずろうが、泣きわめこうが、みんなニコニコ・ニヤニヤ?してます笑。あらあら、泣いてるよー、どうしたのー?くらいで怪訝な顔をする人はあまりいないです。
日本だと、注意や嫌味を言う人もいるかもしれませんがそれは少数なはず……。目を合わせないようにする人が大半ではないでしょうか。日本人はマナーとして、そういった態度をとる人が多いのだと思います。
人それぞれ感じ方は違うと思いますが、子供がぐずって親が切羽詰まっているときは、笑って受け流してくれた方が気が楽なときもあります。
③子供の遊び方に基本何も言わない
基本的に子供がどこで何をしていてもあまり注意しないことが多いように感じます。
これは表裏一体で、レジデンスの廊下で子供が騒ごうが、小さい子供にぶつかりそうになっても注意する親はあまりいないです(私の経験では)。日本であまり育児をしたことがないので、ベトナムと日本のしつけの違いに悩むことになりそうです……。
④レストランやキッズカフェも自由
ベトナム生活に慣れてくると、子連れだから…ということをあまり気にしなくなります。オムツ替えの台がどこにでもあるわけではないので、レストランの席やキッズカフェの遊び場でオムツを変えるとこも。また食べ物の持ち込みに関してもあまりうるさく言われないので、離乳食やおやつを堂々とカフェに持ち込んで食べさせてます。
またベトナムの人は大人数で食事をとることが多く、レストラン内もガヤガヤしています。なので、少々子供がぐずっても騒音でかき消されてしまいます(笑)
ただ当たり前ですが、ハノイでも大人向けの静かな雰囲気の高級レストランやカフェはあるので、事前の下調べは必要。また食品の持ち込みについてもNGなお店はあるのでそこはルールを守りましょう。
⑤子供が多いから騒いでも気にならない
少子化傾向が続くベトナムですが、平均年齢が若いので子供が多いです。ベトナムの子供たちも元気いっぱいなので、少々自分の子供が騒いでもあまり目立たない。日本ほど神経質にならずに済みます。
⑥きれいな子育て支援センターはないけど…
うちの子供は未就学児なので、お子さんの年齢によって感じ方が違うと思いますが個人的に感じることを纏めてみました。
書いてみて気づいたのですが、ほぼ子供の周りにいる「人」のことを書いているんですよね。日本では子育て支援政策について議論が紛糾しているように思いますが、ベトナムでは助成金や支援センターなどのハード面での恩恵が受けられない代わりに、子供を取り巻く「人」というソフト面で助けられています。
今後ベトナムと日本の育児の違いに迷うこともあると思いますが、いいところをそれぞれ取り入れていきたいなと思っています。
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