お手伝いさんを雇う上で知っておきたい「共同型ビジネスモデル」という考え方

ベトナム生活

こんにちは!きむら家の妻です。

前回はお手伝いさんをお願いした経緯を書きました。

ところで雇う上で、どうやって人間関係を築いたら良いのだろうと悩むことはありませんか?

ましてや異国の地で、国籍が違う方にお願いする場合は、文化や考え方の違いもあり、なかなか上手くいかないこともありますよね。

音声配信サイトVoicyの放送の中で、こんな考え方すると、良い人間関係を築けそうだなと参考になった配信がありましたのでそちらをシェアしたいと思います。

共同型ビジネスという考え方

こちらは超有名なワーママはるさんこと、尾石晴さんがVoicy で発信されていました。

ベビーシッターさん活用のコツとマインドセット

(無料で聞けるので、ぜひ)

はるさんがシッターを雇う上でのコツや大切にしていることを話されています。

この放送の中で「共同型ビジネス」というキーワードがありましたので、今回はそのことについて書きたいと思います。

ビジネスの方法には二つあるといいます。

  1. 等価型ビジネスモデル

例えばとあるブランドのリングを買うとします。〇〇万円を支払ってその価値のリングを得る。お金を払ったら終わり、これが等価型ビジネスモデルです。分かりやすい例ですね。

  1. 共同型ビジネスモデル

例えばダイエットプログラムを購入した時点で何キロ痩せるという価値は提供されません。

ダイエットプログラムというサービスは提供されますが、目標達成には顧客側も努力も必須になり、サービス提供者はそれをサポートしていきます。

共同型というように購入者とサービス提供者が一つのプロジェクトに参加してお金を払った対価を得るモデルです。

お手伝いさんやシッターさんを雇うのは共同型ビジネス

放送の中でシッターを雇うのは共同型ビジネスに当てはまり、子供を育てるという共通の目標に向かって、雇用主とシッターがコミュニケーションをとりながら一緒に並走していくと話されています。

シッターだけでなく私のように家事全般をお願いするお手伝いさんを雇う時でも、もちろん当てはまりますよね。

家事やシッターをお願いするときは家庭のルールがあったり、個人の価値観が大きく影響するので様々なコミュニケーションが必要です。

特に私のように国籍が異なる人を雇う場合は、前提の考え方が違うこともあるので、密なコミュニケーションや必要になります。

もちろん、お金に関わることや目に余る行動があった場合はキチンと伝えたり契約書に残すことが大事だと思います。盗難などの被害を防ぐためにリスク管理は雇用主側でもしっかりコントロールしていきます。

ただ「リクエストした料理が時間内で提供される、味が満足できる」「子供が安全で過ごせる」など許せる範囲を設定しておきそれ以外のことは最初から完璧を目指さずにやっています。

最初はこちらが想定していないことも起こるでしょう。

我が家もお手伝いさんが息子の面倒を見ている時にYouTubeで有料コンテンツのダウンロードをしてしまい焦りました。(初月無料だったので実際には費用発生していない)

ただお手伝いさんが焦って色々探してくれたんだと思い、感謝と息子が好きなコンテンツを伝えました。

我が家の場合、こういった小さい問題の原因はミスコミュニケーションからくるものです。

雇用主である私も完璧とは程遠く、どこか抜けているので、お手伝いさんに迷惑をかけることもあります。お互いが相互補完することで良いコミュニケーションをとれるようにしていきたいと思います。

お手伝いさんもプロジェクトメンバー

この放送を聞いて、お手伝いさん=プロジェクトメンバーという認識が強くなりました。

なので、お手伝いさんに対してなるべく失礼な態度を取らないようにしています。

何も遅刻に対して叱責するなと言っているわけではありません。

ダメなことはキチンと伝えた上で、雇用主である私も相手のことを考える、契約範囲外のことはしない、という人としての最低限なことは守ろうと思っています。

また必要に応じてメンバー同士、高め合うということも必要になると思いました。

我が家のお手伝いさんは以前勤めてくれた日本人の奥様に習ったということで、和食もいろいろと作ってくれます。

推測するに最初から得意であったわけではなく、その奥様が料理や日本人の衛生に対する考えを教え込んだのでしょう。

私はその恩恵を受けているだけなのですが…

時にはそういったお手伝いさんを育てる=教育も必要になると思ったのです。

ここまでくると家庭のこととはいえ、仕事をしているような感覚になります。

まだお手伝いさんを雇って日が浅いので偉そうなことは何一つ言えないのですが、いきなり完璧を目指さないという考え方を持つと雇用主である側も少し気が楽になりませんか?

良い塩梅を探っていき、「気持ちの良い暮らし」を一緒に目指していくことが大事なのかなと思います。

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