こんにちは、きむらけ夫です。
ようやく全ての手続きが終わり、ついに渡航日を迎えました。
なんだか長いようであっという間だった。本当に海外に住むんだという実感が少しずつ出てくる。
おじさんはちょっとセンチになっていました。
さて、ポエムはこの辺にして、当日の様子をまとめておきたいと思います。
渡航日24時間前の医療申告
こちら直前に必要な対応です。必ず24時間以内にする必要があります。
24時間以上前の申告は無効!注意!
微妙に入力形式や選択肢に迷うところがあるので、大使館で公開しているマニュアルを良く読みましょう。
出発地は成田だけど東京を選ぶとか、飛行機の座席番号とか、オブジェクトの選択肢(これが一番意味不明)とか。
座席番号は事前に航空会社に聞けばいいとして、マニュアルにも記載がない「オブジェクトの選択」というのがありました。
選択肢を見ると職業のようなものを選択するらしい。
「エキスパート」、「ベトナム語」、「留学生」、「その他」
「ベトナム語」は「ベトナム人」の誤訳でしょう。
直前で焦りたくないので、丁寧に確認をしました。
ちなみ私は消去法で「その他」です。
成田空港
換金
わずかなドンを入手。
荷物の受け取りとお預け
早めに着いていたのでお昼を食べたりカフェでまったりしたり。
あらかじめ成田空港宛に荷物を送っていたので、受け取ってそのまま機内にお預け。
今回持っていく荷物は全部で7つ。ひとりにしては多いです。
1つは機内持ち込み、32kgを3個まで無料なので、個数超過が3個分。
一部マイルで支払い、残りはカードで支払いました。
通常この支払い方はできないそうですが、JAL様に便宜を図っていただきました。ありがたい。
出国ゲートへ
妻と別れの挨拶を済ませ、出国ゲートへ。もう泣きそう。
今は物理的なゲートがなく、人型の絵に向かって軽く腕を開いて立って検査する形式でした。
ハンカチしか持っていなかったのに、人型に赤いポイントがついていて触って確認されました。
解せぬ。
妻と姉にバイバイをして、とりあえずラウンジへ向かいます。
あまり食欲もありませんでしたし、カルピスだけ飲んでまったりしてました。
搭乗口へ移動すると、同じ便に乗る方々が何名かぱらぱらといました。
後から機内アナウンスでわかったのですが、乗客は31人、CAさんが11名だったようです。
屋上の妻に飛行機の飛び立つ方角を知らせたかったので、CAさんに聞いてみました。
が、結局わかりませんでした。
搭乗。さらば東京。さらば日本。
日本時間17:40 搭乗開始。
ビジネスクラスでした。なかなか快適。
ようやく独りの実感が大きくなって、結構寂しく感じていました。
CAさんが『飛び立つときに展望台側に移動しますか?』と言ってくれたが断りました。
目に見える範囲で12人くらいはビジネスクラスに、CAさんはプレミアム(?)シートに座っているようでした。
18:19 ほぼGを感じずに離陸。
機内の様子
機内食
CAさんが食事や飲み物を何にするか聞いてきてくれる。
飲み物は計5回くらい聞きにきてくれたかも。
ハスカップとあられミックス(お菓子)をいただく。
ハスカップ甘い。
ご飯は、鶏もも肉かやくご飯を選択。もう一つはタイ風ビーフカレーでした。
機内食は有名なシェフさんが作っているらしく、簡単なプロフィールとメニュー説明が書いた紙もありました。
- 鶏もも肉甘辛煮とかやくご飯(メインディッシュ)
- 白身魚とトマトの焼きしたし南蛮酢漬け
- 鶏肉と茄子のみそ炒め
- カボチャとミカンのサラダ
- 味噌汁
- 水
なかなか美味しい。トマトもちゃんと食べました。えらい。
そして食後のデザートはハーゲンダッツのストロベリー味。
満足。
あとはリンゴジュースとスプライトを飲みながらまったりしていました。
機内でのひまつぶし
入国手続きの不安や、海外移住の高揚感、妻と離れて暮らすことの寂しさ、などなどいろんな感情があってとても映画なんて見る感じじゃないだろうなと思っていましたが、
暇なので結局テレビ番組を見ることに。
アメトーク、笑点、世界のすごワザ、ヤングシェルドンシリーズ(BigBangTheoryのスピンオフ)、ドラえもん。
あとは航路を見ながらほぼ無思考状態でいました。
上海上空から中国大陸に入って、広州上空を通過していきました。てっきり台湾あたりを通るのかと思ってましたが。
腕時計の時間をベトナム時間に修正(日本時間-2時間)して、いよいよ到着です。
ベトナム時間21:25 ノイバイ空港着陸
飛行機から降りたのは現地時間21:40頃だったので、およそ6時間くらい機内にいたことになりますね。あっという間。
荷物を受け取るまでに幾つかステップがあるのですが、とてもスムーズでした。
JALの案内の方や地上スタッフの誘導があり、安心して荷物受け取りまで来られました。
人数が少なかったことと、検閲前にトイレに立ち寄ったせいか列にほとんど並ばずにチェックポイントを通過しました。
検閲
降りてしばらく歩くと医療申告QRコードを見せるポイントがあります。
読み取られて瞬殺でした。中身チェックがなさそうなくらい。
入国書類確認
入国書類とパスポートをチェックします。
入国書類は紙の上部に「Bộ Công An」と書いてある紙だということを伝えるスタッフがいました。
ボッコンガーン
何事もなく通過。
入国手続き
パスポートのスキャン、顔のチェック、ビザのチェック、特に問題なし。
ここでパスポートは返却されず、隔離期間終了後に返却されるとのこと。
スタンプを押してもらう
別に必須じゃないけどいつも押してもらうのであえて押してもらいました。
(このプロセスに人は不要だよね?人件費削減のためにセルフサービスにしたらいいのに)
荷物受け取り、防護服着用
私は最後の方だったので、すぐに自分の荷物がレーンを回っていることがわかりました。
もう既に20人くらいは荷物を受け取り終えて待っている様子。
荷物を受け取るレーンが裏口のすぐ横だったので、裏口から出る方々(韓国の団体?)が大勢いました。
韓国語のアナウンスが聞こえ、青い防護服を配り始めました。見た感じ韓国人団体に向けて配っている様子でしたが、
私は近くに陣取って待機していたため、おそらく間違われて隣にいた韓国の方から防護服を受け取りました。
その後、私をホテルまで連れて行ってくれるホテルスタッフの方が来て、名前が書いてある防護服を持ってきました。先に勝手に着てしまってすみません。
荷物の受け取りまでの時間とホテルまでの移動案内までの時間が1時間くらいかかると聞いていましたが、
実際にはかなり早かったです。
21:40 飛行機を降りる
22:12 荷物を全て受け取る
22:17 見知らぬ韓国人から防護服をもらう
22:38 パスポートのチェックを待って、ホテル行きの車に乗り込む
降りてから1時間経たないうちに車に乗り込めました。
Lake Side Hotel へ移動
ホテルのスタッフがカートを押して車に荷物を積み込みます。量が多かったので助かります。
ここまで来てようやく安心してきました。
移動はバスではなく普通自動車でした。前の座席と後ろの座席の間はしっかりしたプラスチックの透明な壁で仕切られています。
グーグル翻訳は便利なもんで、車に乗り込んだスタッフに英語で質問をすると翻訳して返してくれます。
35分くらいかかるそう。
途中、公安のチェックがあったり、五車線の道路を自由に走ったり、異国感を感じます。
色が鮮やかでとても綺麗な橋を通りました。Cầu Nhật Tân というのですね。
全長8.3km、橋部分は3.7kmの大きな橋です。でけー!
JICAのファンドで造ったみたいですね。
ロッテタワーの横を通ってホテル到着。
23:09 ホテル到着。長かった移動もようやく終わりへ
ホテルの裏口っぽいところで荷物を下ろし防護服を捨てる。
手荷物だけ持ってエレベーターに案内され、部屋までスタッフの方と移動。
アメニティやコーヒー、紅茶がフリーであること、ベッドの上の案内を読むこと、椅子の上のカップラーメンは腹減っているだろうから食べろとの説明。
荷物持ってくるから待ってろというので待つことに。
そういえば空港でも消毒ブシャーの洗礼を受けませんでした。無くなったのかな??
と思いきや、残りの荷物は濡れて返ってきました。
でも思っていたよりべちゃべちゃになっているわけではなく、さっと雨に打たれた程度の湿り気しかありませんでした。
疲れと空腹のためカップラーメンを食べて隔離生活1日目は終了。
手続きも移動も、大きなハプニングはなく無事に到着。
彼らも無事でした。
報告終わり。
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