ハノイで赤ちゃんの育児はどうだった? 3ヶ月の生活を振り返る

ベトナム移住

こんにちは!きむら家の妻です。

2023年1月から4月までハノイで暮らして、現在は日本へ一時帰国中です。

日本にいる友達に「海外で子育てするってどんな感じなの?」と聞かれることが多いのですが、毎日刺激的で思考の整理が追いつかず「うーん、大変なことが多いかな〜」と曖昧にしか答えられませんでした。

日本で冷静になって考えてみると「試行錯誤の日々」だったなと思います。

色んな人との出会いや美味しいものも食べてとても楽しいこともありましたが、正直言いますと……赤ちゃんを抱えて夜泣きや引越しの片付けで寝不足のまま、右も左も分からない土地で暮らすのは大変なことも多かった〜!(山の中で叫びたい笑)

ということで一体どんな感じだったのか振り返っていきたいと思います。

①毎日どこに行くか悩む日々…散歩に行けない!

我が子がハノイに渡ったのは7ヶ月のとき。

お座りは安定していましたがハイハイや歩くことが出来ない状態でした。

日本だと近所の周りをベビーカーで散歩して時間を潰していたのですが、ハノイでは道の舗装がされていないところも多く、どこでもベビーカーを押せるわけではないんですよね……

となると圧倒的に家にいる時間が長くなるのですが、それだと子供も私もストレスが溜まってくるわけです。

なので最初のうちはベビーカーで出かけられる場所を探し回っていました。

行った場所は以下のブログ参照

ただ、一人でベビーカーを抱えて出かけるのも正直疲れる。

そして大気汚染がひどい日や天気が悪い日も多かったので室内で過ごせるところも探していました。

マンション内に遊べる屋内の施設があればそこで遊ばせても良いですね。

日本の子育て支援センターを利用すると、環境の素晴らしさを実感します。。。

だが、そんなものはなーい!笑

ということで私が子供と行った場所の一例です。

  • キッズカフェ

数カ所行ったのですが、1歳未満の赤ちゃんだと遊ぶ内容も限られるので、思いっきり遊んで時間を潰すほどではありませんでした。もう少し大きくなったら思いっきり使いたいです。

  • SNSで繋がったお友達のお家に遊びに行く

同じ月齢くらいのお子さんがいる方と繋がることが出来たのでお家に遊びにいかせてもらいました。

お母さん同士も色々話すことが出来て、リフレッシュになりました。本当に感謝です。

  • ハノイ文庫さん

V-Towerの中にあるハノイ文庫さん。日本の本が置いてあるアットホームな図書室です。

こちらに行って絵本を読んで過ごすこともありました。

月2回ほど読み聞かせの会もあるのでその時を狙って遊びに行ってました。

  • リトミック教室

習い事として日本人の方がやっているリトミック教室に参加してました。

音楽が好きな息子は喜んで参加していました。

  • Campus Hà Nội – 日越交流センターのイベント

Campus Hà Nội さんはさまざまなイベントを通じて日本人とベトナム人が交流できるカフェです。

一度だけしか参加出来なかったのですが、赤ちゃんでも参加できる足形・手形のワークショップがやっていたので参加しました。

良い記念品が出来ました!

日本で子育てしていれば与えられた環境に満足していたと思いますが、ハノイでは積極的に情報収集したり行動しないと分からないことが多い…。環境にめげずに行動したので少しタフになったかなと思います笑。

②日本のものはある程度揃う……だけど。

先にハノイ入りしていた夫から「日本のものは結構売っているよ〜」と聞いていたのですが、本当に?と半分疑っていた私。(ごめん、夫よ)

来てわかったのは、オムツやミルクなど赤ちゃん用品については日本製のものが簡単に手に入るということです。

ただし当たり前ですが日本で買うより若干高い。

あと最初はどこに何が売っているか分からないのでお目当てのものを探して数件はしごするなんてことも……。

以下のブログにも書きましたが知育系のおもちゃや、離乳食、洋服や靴などは日本から持っていく方が無難です。

③病院は不便なく利用できた

ハノイ滞在中、大きな病気をしなかった息子ですが、鼻水や肌荒れの症状があったので数回病院に行きました。

我が家は病院にかかるときは、夫の会社で加入している保険を利用しています。

日本語で予約し、日本語が出来るスタッフがいる病院に行くか、いない場合は通訳さんが同席してくれます。

スタッフの皆さんもお医者さんもとてもフレンドリーに接してくださり、何事もなく通院していました。

日本の小児科だと1時間待ちは普通かもしれないですが、なぜかこちらは待ち時間が短いのも有り難かったです。

④人の優しさでなんとか乗り切る

ハノイにいる日本の方も、ベトナム人も本当に優しい人が多くて助かりました。

やはり日本人が子連れで歩いているのが珍しいのか、色んなベトナム人に声をかけていただきました。

言葉は分からないけど、優しくあやしてくれたり

笑顔で迎えてくれたり親としても本当に心が温かくなる場面が多かったです。

日本に帰ると赤ちゃん連れでも何も言われないのですが、少し寂しいくらいです。

子供が受容される社会って本当にいいなって思いました。

⑤日本で子育てしたいか?将来子供に伝えたいこと

これを読んでどうですか?

これからハノイに渡航される方が読んだら、不安になったかもしれないですね笑。

日本に一時帰国してみて、ハノイと日本どちらで育てるのがいいのかな?と色々思考を巡らせてみたんですが、一旦家族でハノイで暮らすことを選んでしまった以上比べてみてもあまり意味がないな、と思うようになりました。

本当に本当に辛くなったら、日本に帰るということも選択肢にはありますが……笑。

日本でしないような苦労もあるけども、この試行錯誤の日々をいつか笑い話に変えて、大きくなった子供に話してあげたいなって思います。

今後日本に本帰国したとしても、海外に出たっていう経験は家族にとってかけがえのないものになると思うんです。

子供にとって日本の教育や働き方が合わなかった場合、狭い世界でもがき苦しむのはとても辛いことです。そんな中、海外に出るという選択肢があるというのは心強いんじゃないかと。

親が先に経験していれば、子供をサポートできることも多いはず。

今の私の苦労も少し報われればいいなと思います。

まあ、将来のことは分からないんですけどね笑。

そんな妄想をしながら、ハノイに戻る準備をせっせと進めている私なのでした。

またハノイでの育児頑張ります!

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